お知らせ

3月3日 聲明公演の様子

平成25年3月3日に、本山にて「日本本学の原点、仏教音楽・聲明 ~1200年の歴史 天台聲明に出逢う~」と題しまして、聲明講演を行いました。

兵庫天台仏教青年会と本瀧寺の僧侶30名による
”日本の讃美歌とも言えるお経のノンマイクライブ”です。
たくさんの方にお越し頂きました。

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撮影  Photographer 岸 隆子

 

 

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 1200年もの歴史、日本の音楽文化に多くの刺激を与えた

海外からも大注目の”天台聲明”ノンマイクライブを上演!

日本天台宗の開祖 伝教大師最澄上人(765~822)が中国(唐)に渡り、

その後天台教学と共に日本に伝えられた”聲明”。

その後慈覚大師円仁や聖應大師良忍らの活躍により、今日の”天台聲明”が確立。

 

その1200年前より伝わる古典音楽を

僧侶総勢30名によりノンマイクにて披露させていただきます。
日本の音楽文化の原点であり

多くの影響を与えてきた天台聲明は、

近年では日本だけでなく古典宗教音楽として、

海外でも注目されており、海外でも上演されています。

 

“静”の天台宗ד動”の妙見宗、二つの異なる宗が

共鳴するお経のノンマイクライブに、どうぞご期待下さい。

 

聲明(しょうみょう)とは

 

仏教儀式に用いる古典的音楽のことで、

仏典や真言などに旋律抑揚をつけた声楽曲です。

 

その起源は、古代インドにおける原始祈祷の表現法の一種とも言われています。

当時のインドではバラモン階級の必須教養である

五明(ごみょう:聲明・工功明・医方明・因明・内明)の一つとされ

「文学・音韻学・文法」の分野を指しました。

 

聲明はインドで発生した声楽曲ゆえに

漢語訳の「梵唄(ぼんばい)」と呼ばれることもあります。

 

日本へは奈良時代にはすでに伝わっており、

天平勝宝四年(752)約一万人の僧侶が出仕した奈良東大寺の大仏開眼供養会では、

一部の僧侶によって法要儀礼の中で聲明が唱誦された記録が残されています。

 


天台聲明(しょうみょう)とは

天台聲明はインドの梵語、中国の漢語、日本の和語で唱えられます。

音楽的には十二律に基づいて、七調子(調性)、五音(音階)が決まっています。

 

また呂曲・律亟・中曲という旋法や拍子が無くゆったりとした序曲、

リズミカルな定曲などの形式によって唱え分けられます。

 

中でも和語で朗唱される講式や祭文(さいもん)の類は

後に平曲、謡曲、浄瑠璃、義太夫節などに発展したといわれています。

能勢妙見山 妙見宗総本山 本瀧寺